小林元議員“連座制”争わず 01月12日 20時34分
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7003267381.html おととしの衆議院選挙で民主党の小林千代美元議員の元選対幹部が公職選挙法違反で有罪になった事件を受けて、
小林元議員に連座制の適用を求める裁判が、12日、札幌高等裁判所で開かれ、小林元議員側は争わない立場を示しました。
民主党の小林千代美元議員をめぐっては、公職選挙法違反の買収などの罪に問われていた選挙対策本部の
委員長代理だった男の有罪が去年、確定したため、札幌高等検察庁が小林元議員に連座制の適用を求める訴えを起こしていました。
12日、札幌高裁で開かれた裁判で、小林元議員側は、公職選挙法違反の事実は「知らなかった」としながらも、
連座制の適用については争わない立場を示し、裁判は結審しました。
判決は今月26日に言い渡されることになっていて、連座制が認められた場合、
小林元議員は北海道5区から5年間、立候補することができなくなります。
小林元議員は、弁護士を通じて「ご支援下さった多くの皆様の期待に背く結果となり、
また国民の皆様の政治への信頼を失わせる結果となりましたことについて、あらためて深く心からおわびを申し上げます」というコメントを出しました。
岩見沢の児童養護施設に毛がに 01月12日 20時34分
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7003345491.html 漫画「タイガーマスク」の主人公を名のる人物からの贈り物が全国で相次ぐなか、岩見沢市の児童養護施設に、毛がになどの海産物が12日、宅配便で届けられました。
海産物が届いたのは、岩見沢市にある児童養護施設「光が丘学園」で、12日午前10時半ごろ、宅配便で届きました。
施設によりますと、職員が発泡スチロール製の箱を開けると、中には毛がにとタラバガニ、それに、たこの足などの海産物と現金1万円が入っていて
「道産子、伊達直人」の名前で「子供達に食べさせてあげて下さい」と記された手紙が添えられていたということです。
この施設には、11日夜も60代の男性が「知人から頼まれた」と言って現金10万円と「伊達直人」と書かれた手紙の入った封筒を届けに来たということです。
光が丘学園の副施設長、横田晃嗣さんは「施設の子どもたちにプレゼントしようと考える方が、たくさんいらっしゃることに感謝の気持ちでいっぱいです。
早速、子どもたちに紹介して、かには、みんなでおいしくいただきたいと思います」と話していました。
こうしたケースは、道内で12日判明した分だけで少なくとも16件に上っています。
品物は、ランドセルや文房具が目立ちますが、このほかにも、かになどの海産物や野菜、現金や金券、食料品など、贈られる物の種類は徐々に増えています。
多くのケースでは、送り主がタイガーマスクの主人公、伊達直人を名のっていますが、漫画の主人公の「月光仮面」や「赤胴鈴之助」を名のるものもみられました。
子どもたちなどに、何か贈り物をしたいという人の善意の輪が道内でも広がっていることをうかがわせます。