内政の停滞、同盟に影響…首相訪米延期検討
菅首相が「今年春ごろ」としていた訪米を6月下旬以降に延期する検討に入った背景には、「ねじれ国会」のもと、
年度末の3月以降の国会と政局運営が極めて厳しくなるとの見通しがある。
日米が両国関係立て直しの足がかりとして最重要視していた首相訪米に、政権の弱体化が影を落としそうな雲行きだ。
両政府は、打開の糸口が見えない沖縄の米軍普天間飛行場移設問題は当面脇に置き、同盟深化のための日米共同宣言策定を
優先させる方針に転換している。春の会談で共同宣言を発表し、強固な同盟関係を国際社会にアピールすることが、緊張が高まる
東アジアの安定に不可欠だとの判断からだ。
共同宣言には、昨今の中国や北朝鮮の動きに対応した日米協力を具体的に示す新たな「共通戦略目標」が盛り込まれる予定だが、
首脳会談が遅れれば、これもずれ込むことになる。
このため、28日までワシントンで開かれた日米外務・防衛当局の審議官級協議では、せめて外務、防衛担当閣僚による
日米安保協議委員会(2プラス2)を5月連休時に開くべきだとの意見が出た。同協議は4月の開催も検討されているが、
日本側はこの日、「国会情勢から、3〜4月に外相と防衛相が同時に訪米するのは困難だ」と米側に説明し、首相訪米を
その後とする可能性を示唆したという。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110130-OYT1T00249.htm>>658
これの影響も?w
11年度予算関連法案の成立の見通しがつかず菅政権が行き詰まる「3月危機」が現実味を帯びている。
菅直人首相が今年前半の最大の外交の見せ場と位置付ける春の訪米にも、政権の危機が影を落とし始めている。
「1月中旬に中国の胡錦濤国家主席が国賓としてワシントンを訪問する。
国家元首ではない菅首相が、時期は違っても同じワシントンに来れば、明らかに見劣りする待遇になる。
一つのアイデアだが、サンフランシスコはどうか」
昨年12月中旬、ホワイトハウス高官は、訪米した日本政府関係者に、日米首脳会談のサンフランシスコ開催を打診した。
この高官は「知日派」として知られ、微妙な日中関係に配慮を見せたとみられる。
サンフランシスコ講和条約と旧日米安保条約が1951年9月に同地で調印されて60年になることを意識した演出も
米政府は考えているかもしれない。
それでも、日本政府関係者はショックを隠し切れなかった。「当然、首都ワシントンに招くべきで、あり得ない話だ。
日本が軽視されているのではないか」
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件、北朝鮮の砲撃事件など不安定な東アジア情勢を背景に、菅政権は「日米基軸」外交を鮮明にし、
鳩山前政権下で失ったオバマ政権の信頼を回復することにこぎ着けた。しかし、台頭する中国やインドなどに比べ、
経済が停滞し政権も安定しない日本のワシントンでの存在感が相対的に低下していることは否めない。
「オバマ政権はブッシュ政権ほど日本に温かくない。より実務的に判断する」「日米関係は良くなったわけではない。
やっと振り出しに戻っただけだ」。日本政府筋や外務省幹部の認識も厳しい。
首相の訪問先がどこになるかは決まっていない。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110130ddm001010060000c.html首相訪米、先送りへ 国会めど立たず6月下旬に
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20110131098.html日米両政府は30日、菅直人首相の訪米時期を当初予定の5月から6月下旬に先送り
する方向で調整に入った。オバマ大統領と会談し、新たな共通戦略目標や、21世紀に
向けた日米同盟のビジョンを盛り込んだ共同声明を発表する方針。複数の日本政府筋が
明らかにした。首相は当初春の訪米を想定していたが衆参ねじれで国会日程にめどが
立たない上、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加是非について6月に結論を
出すことを明言したため、これより前の訪米では成果が少ないと判断した。また、
日米の外務、防衛閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を春までに行う予定
だったが、4月末から5月初めにずれこんだ。2プラス2で平成17年に合意した
共通戦略目標を更新する方向で調整しており、首相の訪米も延期せざるを得なくなった。
6月には空き缶どうなってるのだらうか
交付金なくてもやってけそうです。よかった_
しかし、呼びかけ人リストが香ばしい…
【沖縄県名護市】政府は米軍再編交付金支給停止を通告、しかし「ふるさと納税」制度による寄付が全国から急増している
http://www.47news.jp/47topics/e/193494.php