教育が貧しい人の役に立たない理由 by ティム・ハルフォード 他

792 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/20(月) 11:37:38 ID:Pgj+A+Im
【青森】「愚か者一覧」と生徒の名前を中学教諭が廊下に掲示　提出物未提出「ダメ人間」「病気なのか」との指導も
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1292810744/

我が党でもやらないか

▼ 793 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/20(月) 11:39:20 ID:e6po1ZHL
>>792
「民主党　党員全員」で終わってしまいます＞＜


230 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 17:30:21 ID:b1TFTVqt
教育が貧しい人の役に立たない理由 by ティム・ハルフォード　　ファイナンシャルタイムズ
http://www.ft.com/cms/s/2/ee2e7014-00d1-11e0-aa29-00144feab49a.html#axzz17ldam44q

学生たちは先月、学費の法外な値上げに対する抗議をするためにロンドンの路上に繰り出した。
彼らを非難することはとてもできないが、学費の値上げは彼らが主張するような大きな不正義ではない。
もちろんそれはある意味で不公平だ。早めに生まれた学生が払うのは少なくて済む。一部は何も
払わなくていい。私のオックスフォード大学の教育は無料だった　―私より10年弱早く生まれ同じ大学で
同じ授業を受けたデヴィッド・キャメロンも―　それに私は感謝している。

しかしその無料の教育は大きな社会の進歩の例だっただろうか？キャメロンの家庭はまったく貧しくは
なかった。彼はオックスフォード大学の教育を十分に受けた。彼がその一部だけでも納税者ではなく、
自分自身で払うべきだったと提案することは本当にひどいことなのだろうか?

大学に通う30代以下のパーセンテージが1960年から2000年の間に5%から35%に―1990年代前半の
間の急上昇とともに―上がったとはいえ、それは未だ比較的裕福な家庭の領分だ。経済学者の
ジョー・ブランデン(サリー大学とLSE)とスティーヴ・マシン(LSEとUCL)によると、この拡大は実際には
豊かな子供と貧しい子供の参加ギャップを広げたという。

(とても簡単に言うと、裕福な家庭の子供だけが大学に行くが、かつては賢い男の子だけだったのが、
今は女の子や頭の鈍い男の子も行くようになっているということだ。)

要するに、大学教育は主として裕福な家庭の息子や娘に消費され、その息子や娘に自分たち自身が
裕福になることを保証し、他の人と結婚するのを助けるという主な役割を演じる役に立つ製品なのだ。
これは納税者が提供するべきものを学生が要求するという特典だ。

もちろん、学費を上げることで進学をあきらめる学生も少しは居るだろう。私が読んだ、財政学研究所
と教育研究所の研究員が指揮した最近の研究は、年間の学費に5000ポンドを追加し安いローンで
5000ポンドを調達することは高等教育の参加を約6％減らすというものだ。これは悪いニュースだ
(そして高い誤りの余地を仮定している)。しかし退歩だろうか？違う。

▼ 231 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 17:31:42 ID:b1TFTVqt
>>230

何が腹をたてる対象が欲しければ、私なら学費なんか見ていなかっただろう。
私は教育研究所のレオン・ファインスタインが作った小さなグラフ―生後22ヶ月、42ヶ月、5歳、10歳の
子供ほぼ2500人に与えられた認知発達のテストを見せてくれる―を見ていただろう。

最も賢い22ヶ月の労働者階級の子供は専門家や経営者の最も頭の鈍い子供に容赦なく追い抜かれた
―7歳頃にははっきりと、10歳になると紛れもなく。

ジョー・ブランデンとブリストル大学のポール・グレッグとリンジー・マクミランによる調査は、これを
はっきり示している。私たちは「所得の持続性」がイギリスでは高いことを知っている―平均より裕福な
親はより裕福に育つ子供を持っている。言い換えれば、社会的流動性は低いということだ。

私たちは教育がこれに対して大きな役割を果たしているように見えることも知っている。平等主義的な
学校があるデンマークのような国の所得持続性は低い。ブランデン、グレッグ、マクミランは16歳の
テストの成績を見るだけで、この所得持続性のほとんどを予測できることを発見している。

イギリスの教育の本当の問題は本当にとても早く始まる。比較的豊かな学生への学費の補助は
解決策にはならない。貧しい子供に16歳以降も学校にとどまるよう補助金を出せば役に立つかも
しれない―とはいえ多くの人にとってもう手遅れだ―しかしこれは連立政権に潰されることが
決まっている政策だ。

過去10年にわたってこの国の教育制度の犠牲になってきたのは、貧しい家庭の3歳と4歳なのだ。
しかしよちよち歩きの幼児は抗議のために路上に繰り出したりはしない―それらの大義がどれだけ
正しいかもしれないかに関わらず。

　　

232 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 17:33:49 ID:3OQd9DqI
それって「三歳児」幻想なんでは？

▼ 233 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 17:49:15 ID:UGXsijW1
>>232
おまえ日本語大丈夫か？
5-16歳までの教育の問題の方が大きいって話だろｊｋ

235 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 17:57:03 ID:3OQd9DqI [2/2]
＞過去10年にわたってこの国の教育制度の犠牲になってきたのは、貧しい家庭の3歳と4歳なのだ。
ID:UGXsijW1
声に出して10回読め。

236 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 18:02:19 ID:KPKfvGSR
やれば誰でも出来るようになるなんてのがいまだに真実のように思われてる日本じゃなかなか伝わらないのでは。
労働者階級と中産階級の断絶があるイギリスだと、もうどうしようもないんだろうね。
中産階級は金があるから学費が上がっても大学に通うことは可能だろうけど、労働者階級にとっては
もはや夢見ることすら不可能だろう。
まあそんなに速い歩みじゃないにしても日本の未来の姿でもあるんだけど。

▼ 245 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 18:50:11 ID:sviSpo/R
>>236
マンガの話で恐縮だけど、西原のぼくんちや
ウシジマくんの「ヤンキーくん」の回を読んだ時は
「労働者階級と中産階級の〜」という話のイメージを少し掴めた気がした。

▼ 299 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 00:30:56 ID:nbcfvCf7
>>245
ウチの地元は金持ちの多い地域と市営住宅団地が同じ学区だったんで顕著にそれが見て取れた

▼ 303 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 00:48:37 ID:RLE/Ngxw
>>299
うちの地区もそんな感じだったけど、中学からは前者がほとんど私立中学に行くので公立が荒れてた

▼ 316 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 07:53:57 ID:U2uqOHBP
>>303
都会の公立中学・高校の荒廃は解消すべきだよなぁ。

単に学校ごとに「規定点数」を設け、その点に達していない受験生はどれだけ定員が割れていても入学させないようにするだけなんだし。

「新入生は真面目なのに上級生がヤン(ry」だと意味半減なので、子どもの減少に伴う統廃合時に1つの校舎を丸ごと「新公立校」用に空けてやるとなお良い。

そもそも、「親の収入が低ければまともな教育を受けられない」なんていうのは、憲法違反だしな。


パレートの法則じゃないけど、エリートは一人増えるだけで組織全体にとって大きなプラスになる。で、今の日本は、歪んだ教育制度でそのエリートを殺してる。

優秀な「平民の子」だけではなく、日本全体の将来のためにもこの辺りは早々に是正すべき。

▼ 317 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 08:34:55 ID:ojBpv/Zm
>>316
高校は義務教育でもなんでもないし任意で行くものだから憲法違反とか意味がわからんぞ。
うちの府は公立高校が全国で最低レベルな上に私学助成も全国最低と教育環境は最悪だから、
言いたいことはわからんでもないが。
本来奨学金を充実させるだけで十分なはずなんだが、底辺の底上げが無理なら隔離を考えないとダメだわな。

▼ 403 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 19:18:55 ID:+1Wvukpn
>>317
隔離だけじゃ解決にはならんと思うけどな。
結局そのまま教育も受けずに成人してごろつきになるんじゃ
他人の迷惑になってるって事に変わりはない。

なんだかんだいってもまだこの国は豊かだから
外国からの移住も減るというのは難しいだろうし、
そういうドロップアウトをした子や移民で教育を受けていない子を
フォローする体制も同時進行で整えていくべきだと思う。

▼ 406 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 19:43:38 ID:5HuIrvta
>>403
矯正施設としての軍隊か

▼ 408 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 19:46:34 ID:+1Wvukpn
>>406
自衛隊も倍率１以上あるんだから無理だろ。

▼ 409 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 19:59:45 ID:WMoy35HY
>>403
移住を認めること自体が、日本を特ア化するので危険。

▼ 411 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 20:12:02 ID:e2z4qtqq
>>409
そんなこと分かってる。
けど今の言論のペースをみると大量移民ならともかく
移住そのものを厳しく見るようになるまでには時間がかかるだろう。
だからあと10~20年は今のペースで移住者が増えつづけるとしか思えん。

▼ 318 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 08:37:12 ID:RDz+Ci7Y
>>316
今も昔も荒れてる所はあるけど今はモンペなんかのおかげで
先生の対処方法が限られて抑えが効かないのが問題じゃないのかね。
都内の公立中学通ってたが生活指導の先生が俺らが卒業するまで
異動させるなって頼み込んでたらしい。
これだけだとただの荒れてる中学だったが一方で学力テストやったら
都内の公立じゃＴＯＰ10に入るﾚﾍﾞﾙだった。
同じようなﾚﾍﾞﾙが集まる高校はともかく中学あたりなら
やんちゃなの抑えられる人材やﾉｳﾊｳがあるかどうかだけだと思う。

▼ 402 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/15(水) 19:05:12 ID:ujMT3GP8
>>316
そんなことをすると日本が復活してしまうじゃない
さらにその利権で喰っている連中が損するじゃないか

出来るはずが無い


237 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 18:05:26 ID:uS1Hw6Mv
三歳児幻想＋階級闘争だな

だからといってこの２つの問題は政治問題にしがたいから難しいところ
「あほにかねかけてもしょうがないだろＪＫ」とか言っちゃったらえらいことになるｗ

238 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 18:21:16 ID:iK6t1QcE [6/8]
まず母子家庭再生産をする低脳の母子家庭の補助金減らしたほうが良いでしょ。
話はそれからだと思うんだが…

239 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 18:31:26 ID:j98c1zRF [1/2]
子連れ結婚奨励制度ですね。ﾜｶﾘﾏ(

247 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 19:05:58 ID:JVbaW0pZ
まあ日本でも統計出てたよね。
偏差値の高い学校の親の平均所得は高いとかさ。
東大生の親の平均年収は世間平均を大きく上回るとかさ。

▼ 250 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 19:19:36 ID:j98c1zRF
>>247
地方だけど帝大に行った同級生と見事犯罪者となった同級生は同じ塾。
高校は違うけどどっちも公立。
東京はわかりませんが地元ではお金の掛け方にそう大きな違いはなかったな。
ただ、部活にかけるお金はずいぶん差があった気がする

▼ 252 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 19:29:27 ID:YLqmDXQ0
>>247
確かに家が金持ちの子が多かったが不思議と甘やかされてる感じじゃないんだよな、ほとんどの子が家庭教師以外のバイトもしてたし。
あと地方からもたくさん集まってたが、実家が都内の子も多かったな。

256 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 19:40:31 ID:Ina4UOr9
馬鹿と天才を効率的に振り分けるのも、
ヒヨコの鑑定みたいなわけにはいかないから、
じゃあ全員の平均上げようぜ、ってことになって、
みんなが教育に力を入れたら、

その「仕組みをうまく使う」奴だけが生き残った、ってことかな。

▼ 264 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 20:31:14 ID:kd3yas1J
>>256
日教組と寺脇が北朝鮮の指導下でやってたのは、全員の平均を下げる方だけで
それ以前の公立の部活動強制参加、拉致しやすい夜間帰宅強要辺りも含めて
学力低下のための計画的犯行だろう。

▼ 265 名前：日出づる処の名無し[] 投稿日：2010/12/14(火) 20:40:56 ID:aliEjpi3
>>264　今は太平楽に映画評論家なんてやってる＞寺脇研　
朝鮮系の学校とも縁があったりしたっけ
でもってその学校は詰め込み教育競争教育マンセーだとか

西部邁はなんであんなのと仲が良いんだろう？

258 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 20:00:17 ID:4v22kYn7 [6/7]
公文式から、教えられる側を選ぶ旧帝医学部入試向けの塾まで、
『教育産業』の未来のための消費意欲扇動は阿漕よのう。

266 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 20:43:53 ID:kcKJGZ5M
そもそもゆとり教育が始まる前は、
マスゴミが詰め込み教育や受験戦争で子供たちの負担が
云々と煽りまくってたような。

268 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 20:50:21 ID:4N3sz+ZE
酷使様の大層な頭の中と語りは、いつ見ても面白いね

269 名前：日出づる処の名無し[sage] 投稿日：2010/12/14(火) 20:54:08 ID:aliEjpi3 [2/4]
シニシズムはゆっくりと虚無の海へと乗り出す小舟。

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